環境と教育についてのはなし

2025.05.09

「皆さんご機嫌いかがですか?佐藤由美子です。」

仕事とプライベートで何度も卒業式と入学式を経験した2025春。気が付いたらもうGWが終わっていました。

 

前回のブログでとにかく今年の春はいろいろなことがうまくいかず辛かったと綴りましたがお陰様ですっかり元気になりました。私の長所のひとつは立ち直りが早いことだと自負していたのですが、やはりその通り!(笑)若い頃より瞬発力は鈍りましたがちゃんと起き上がることができました。

 

さてそんな中、先日、衆議院議員福田達夫代議士に同行させていただき、高崎市内の子育てコミュニティーや子ども食堂を視察させていただきました。達夫さんは現在自民党の幹事長代行という要職で国内外の様々な問題に最前線で対応しているお立場。にもかかわらず「その先」を見据えた施策のために現状を把握する必要があると、本当にマメに地元にいらして、大きな会合だけでなく小さな集まりやイベントにも立ち寄ってみんなに声をかけています。耳を傾けています。約10年前にラジオでご一緒させていただいた頃から全く変わっていません。

 

この日は「コロナ禍を境に子育てを取り巻く環境や状況は変わった?」というテーマで子ども食堂などを運営するサミートス代表の今田さんといろいろなお話をしました。タブレットが急速に普及して対話の時間が減ったのではないか。無意識に過保護になっている(手をかけすぎている)ことで子供の自主的な行動の機会を奪っていないか。仕事、家庭、子育て、自分らしさの追求と・・・女性の役割が増えて負担になっていないか。などなど。それぞれの立場で意見交換をさせていただきました。(昔と今では私たちの生活スタイルが大きく変わっていますからね。それを知っていただかないと政策や施策に活かしてもらうことができない!!)

 

わたし個人的には最近特に「自分で決める」ことが一番大切ではないかと強く感じています。進学か就職か。どこに就職するのか。転職するのか。どんな選択をしても多少の後悔はあるかもしれない。でも自分で決めたなら納得して次に進むしかない。「自分で決める」ことはそんな次に進むためのエンジンになると思っています。だからキャリアカウンセリングの中で「お母さんがこの職場はダメといっている」とか「親に聞いてみます」なんてセリフを大学生から聞くと複雑な気持ちになります(相談くらいは必要だけど決定権は自分ね)

 

「オヤカク」とか「退職代行」とか、私が若いころにはなかったサービスや言葉が生まれる今、もしかしたら老害って言われちゃうかもしれないけど「若いころの苦労は買ってでもしろ」というおばーちゃんの言葉が、実は大人になってからの自分を支えてくれるのではないかなって思います。みなさんはどう思いますか?

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